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2025/04/22 16:10

医療用ウィッグの耐久性はどれくらい?

ウィッグを選ぶときに気になるポイントのひとつが「どれくらいもつのか?」という耐久性。

見た目の自然さも大切ですが、毎日使うものだからこそ、長く使えるかどうかも重要ですよね。


ここでは、医療用ウィッグによく使われる3つの素材


「人毛100%」「人毛×人工毛ミックス」「人工毛」


それぞれの耐久性について、メリット・デメリットを比較しながら解説します。



🧴 人毛100%ウィッグの耐久性

◎ 最も耐久性が高い素材。正しくケアすれば1〜2年以上使用可能。

人毛100%のウィッグは、本物の髪の毛と同じように扱えるのが特徴。

毎日のお手入れを丁寧に行えば、1年以上、場合によっては2年近く使うこともできます。


メリット:

  ・摩擦や熱、紫外線に強い(ドライヤー・アイロンOK

  ・絡まりにくく、切れ毛になりにく

  ・傷んでもトリートメントやリペアで回復可能


デメリット:

  ・お手入れの手間が必要(シャンプー・保湿など)

  ・汗・湿気でうねりや広がりが出やすい



🔄 人毛×人工毛ミックスの耐久性

△ 一見バランスが良さそうに見えるが、お手入れが難しいタイプ。

ミックス毛は「自然さ」と「扱いやすさ」の中間を狙った素材。

しかし、人毛と人工毛の性質が異なるため、

お手入れの温度や方法に気をつけないと片方だけが傷むことも。


メリット:

  ・比較的リーズナブル

  ・見た目は人工毛よりも自然


デメリット:

  ・熱や水分への反応がバラバラでケアが難しい

  ・劣化のスピードも毛質によって偏る

  ・傷んだときのリペア対応が難しい



🧵 人工毛ウィッグの耐久性

△ 軽くて扱いやすいが、耐久性はやや低め。

人工毛(ファイバー)は、初めての方にも扱いやすく、価格も手頃。

ただし熱や摩擦に弱く、毛先が縮れたり絡まったりしやすい傾向があります。

耐久期間は半年〜1年程度が目安。


メリット:

  ・軽くてセット不要(スタイルキープ力◎)

  ・お手頃価格


デメリット:

  ・熱・摩擦・静電気に弱く、劣化しやすい

  ・修復やリペアができない

  ・頻繁な買い替えが必要になる可能性も




💡 まとめ|長く使いたいなら「人毛100%」がおすすめ

ウィッグの耐久性は素材によって大きく異なります。


素材  耐久性  メンテナンスのしやすさ  コスパ
人毛100%  ◎ 1〜2年   ◯(手間はかかるが回復可能)  ◎ 長期使用向け
ミックス  △ 半年〜1年  △(ケアが難しい)  △ 劣化に注意
人工毛     △ 半年程度  ◎(簡単だけど修復不可)  ◯ 短期使用向け


自然さと耐久性、そしてコスパを重視したい方には、

人毛100%の医療用ウィッグが特におすすめです。


正しくお手入れすれば長く愛用でき、結果的に一番コスパが高くなることも。

購入前にそれぞれの素材の特性を知って、自分に合ったウィッグを選んでみてくださいね。

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